Google Meet で座談会をオンライン化 新型コロナウイルス禍中でもマーケティング活動を活性化


株式会社ハルメクホールディングス様では、社内のコミュニケーションや情報共有の基盤として2018年3月から Google Workspace をご利用されています。
その中でもマーケティング部門である「ハルメク 生きかた上手研究所」では顧客とのコミュニケーションによるリサーチやインサイト発掘の取り組みに Google Meet が活用されています。
その取り組みの実態について、ハルメク 生きかた上手研究所長の梅津 順江(ウメヅ ユキエ)様にお話をうかがいました。

株式会社ハルメク様について

女性誌販売部数1位を誇る雑誌「ハルメク」を出版する株式会社ハルメクを中心としたハルメクグループでは、50代からのシニア女性のみなさまに対して「よりよく生きることを応援」することを使命と考え、雑誌の出版をはじめ、商品の開発や販売、旅行や講座といったサービスの提供など、さまざまな事業を展開しています。

人生の後半を元気に前向きに楽しく暮らせるよう、健康、美容から、おしゃれ、住まい、学び、レジャーまで、暮らしを取り巻くあらゆる分野において、「本当に価値あるもの」をしっかりとお届けしていくことを信条としています。

Google Workspace のご利用状況

Google Workspace では Gmail や カレンダー などを日常的に利用されていますが、その他ではチャットも利用頻度が格段に上がってきています。
Google Workspace 導入以前から社内チャットツールはあったのですが、LINEと同じような感覚で気軽にチャットをできるようになったのは Google Workspace を使いはじめてからであり、そのおかげで即時性の高いコミュニケーションが取れるようになりました。
2020年の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う情勢の変化により、当社でもリモートワークの必要性が高まりましたが、それより1年以上前の段階で社内では Google Meet の利用が推奨されていました。このため、コロナ禍におけるリモートワークへの切り替えは非常にスムーズに進んだと感じており、先見の明があった情報システム部門には感謝しております。

「ハルメク 生きかた上手研究所」様のご紹介

「ハルメク 生きかた上手研究所」は、ハルメクが提供するサービスに関するマーケティングやリサーチのコンサルティングをおこなうシンクタンクとして2014年4月に発足しました。
研究所の名前は、聖路加国際病院の名誉院長である故・日野原 重明 博士 の著書「生きかた上手」より頂戴しています。

2015年5月に、ハルメクの読者モニター組織である「ハルトモ」が発足しました。現在ハルトモには3,000名近くが所属しております。
生きかた上手研究所では、ハルトモに商品をよりよくするためのモニター調査やインタビュー、アンケート等に協力いただいたり、モデルやライターとして誌面作りにも参加いただくなど、ハルトモの活躍の場を広げる取り組みをおこなっております。

様々な取り組みの中でも重要な活動の一つに「座談会」があります。
顧客のインサイトを探るマーケティングリサーチの一環として、顧客との対面座談会を年70回以上行い、そこで得た顧客の声を雑誌「ハルメク」の誌面づくりや通販商品の開発につなげています。
座談会のテーマは毎回様々であり、目的に応じて20名程のワークショップスタイルもあれば、4~6名の小規模でワイワイ話すスタイル、その他1対1の対談スタイルもあります。また、50歳以上の女性だけでなく、より若い「シニア予備軍」や男性に参加いただくこともあります。

この活動が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により窮地に陥ってしまうのですが、Google Workspace を活用することにより、ピンチを脱することができたのです。

当社では非常事態宣言が出されるより前の20年2月から、それまでのような対面式の座談会は一旦すべて中止とする、という決断をしました。その代替手段として電話や書面の記述式アンケートも試してはみましたが、リアルの座談会のように新しい価値を見出すという点においては充分な効果を得ることができませんでした。
やはり座談会は顧客の生きた声を聞くための生命線であるため、この状況をどうにか解消しなければならないと考えた結果、テレビ会議システムを用いたオンライン座談会の実施に踏み切ったのです。

Google Meet オンライン座談会の様子

Google Meet によるオンライン座談会を実施してみて

オンライン座談会を実施するにあたり、顧客層がシニア女性だということもあり、ITに慣れ親しんでいない方が多いということが予想されました。そこで、専門用語をわかりやすい表現に置き換えた参加者用マニュアルを作成し、参加方法を電話で個別に案内するなどの対応もおこないました。
当初は主催者、参加者双方が不慣れなためトラブルも少なくなかったのですが、Google Meet 自体は非常に簡単な操作で利用することができましたので、数回実施する頃にはスムーズに運営できるようになりました。
参加者のみなさまからは、オンライン座談会に対して予想以上に、参加してよかったという熱いコメントや感謝のお言葉が寄せられています。

[参加者からの声]

80歳の参加者からいただいた直筆のお礼のお手紙

従来の座談会は当社の会議室等で実施されることが多かったため、必然的に参加者も首都圏の方が中心となってしまっていました。それが Google Meet を使うことにより、遠隔地のみなさまにも気軽に参加いただけるようになりました。
これまで地方での座談会は月に1〜2回程度しか実施できていませんでしたし、近隣にお住まいでも時間や身体的な制約で参加できなかった方たちもいらっしゃいましたが、座談会のオンライン化を機にこれまで参加が難しかった方も参加可能となったのです。

オンライン座談会では、Google Meet の画面共有機能を使って、テーマに関する目的やスケジュール、アンケート結果などを具体的にお見せしながら進行する工夫をしています。進行の流れを共有することで、参加者側も「今ココ」という地点が分かるので、会話の脱線があっても、共有した表示画面をみて自らが「あ、今は●●の話だったわね」と戻ってきてくれます。
そういった様々な面で従来の座談会とは異なるリサーチ活動やマーケティング効果が期待できるようになったと考えています。

私自身はITに詳しいわけではなく、普段はパソコンの操作に戸惑うことも多々ありますが、Google Meet は比較的簡単に使いこなすことができるようになりました。そんな私が使えるのですから、座談会に参加いただくみなさまにも安心して使っていただくようお願いすることができます。

Google Meet がさらに便利になることでオンライン座談会も進化して、参加者同士の複雑で活発なコミュニケーションも可能になっていきます。もしそうなれば、マーケティングリサーチにおける Google Meet 活用の幅はさらに広がるのではないでしょうか。

ハルメク 生きかた上手研究所長 梅津 順江(ウメヅ ユキエ)様

会社概要


https://halmek-holdings.co.jp/